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『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』での
テツヤ・オノテラの発言とモノローグをまとめたもの。
五十音順でソートしてありますので悪しからず。





テツヤ(……艦長は司令の命令を鵜呑みにしているわけではないのか)
テツヤ(2機のレオニシス……とは言えないな)
テツヤ(いつかはあのようなことになるかも知れないと思っていたが……さほど前兆もなく……)
テツヤ(この情況でも艦長は司令にいちいち確認するのか)
テツヤ(そんな……!)
テツヤ(そんなことが……)
テツヤ(そんなことを言っている場合じゃない!)
テツヤ(そんな悠長なことを……!)
テツヤ(ダークブレインの残党……!? そんな連中が存在していたのか……!)
テツヤ(はたして、そうか?)
テツヤ(まさか、この情況で待機だなんて……)
テツヤ(まさか、俺の具申が現実になるとは……)
テツヤ(ルイーナの次元断層と似たような……いや、地球が見えているだけマシか)
テツヤ(何だって……?)
テツヤ(艦長……)
テツヤ(艦長はいつもと違い、すぐに折れなかった。確信があるということか)
テツヤ(艦長はクロスゲートをかなり警戒しておられる。封印戦争であれを目の当たりにした俺もそうだ。なのに、司令は……)
テツヤ(極秘任務? この近辺で我々以外の者が?)
テツヤ(司令がそんなことを言うなんて……)
テツヤ(司令がそんな判断を下すなんて……)
テツヤ(中に敵がいるのは明らかなのに……!)
テツヤ「!!」
テツヤ「!」
テツヤ「……!」
テツヤ「………」
テツヤ「……はっ」
テツヤ「……何だと? いや、出撃許可は出していない。……ああ、こちらからも呼びかける」
テツヤ「……艦長の読みは正しかったですね。パイロットの機上待機を押し通していただいたおかげで、迅速な対応が出来ました」
テツヤ「……思っていたより押しが弱かったな。本気でこちらを潰すつもりではなかったのか?」
テツヤ「……申し訳ありません」
テツヤ「……本艦とヒリュウ改は戦域からの離脱に成功。ガディソード軍の追撃を振り切りました」
テツヤ「60.2秒です。次弾次第ですが、発射間隔は1分なのでしょうか」
テツヤ「ESウェーブのパターンは識別できるか!?」
テツヤ「あ、あの巨大なラブルパイラを一撃で吹き飛ばすなんて……!」
テツヤ「あ、いえ」
テツヤ「ああ、それは俺も気になった。ここが人口密集地ではないせいなのか、あるいは……」
テツヤ「ああ」
テツヤ「アキミ達が出ていなければ、危ない所でした」
テツヤ「アヅキ、ベルゼルートにつないでくれ」
テツヤ「あれがヘルルーガの切り札なのか……!」
テツヤ「あんな巨大な物をいつの間に……」
テツヤ「いえ、あの時の艦長のご判断がなければ、我々は……」
テツヤ「いえ……事故とは言え、自分の指揮する艦が前大統領閣下の命を奪ってしまったのです。妥当以上の処分であると認識しています」
テツヤ「え? ですが……」
テツヤ「ええ。ヒリュウ改の空間転移装置の修理には最低でも3日掛かるそうです」
テツヤ「お待ちしていました。現在、ラブルパイラの周辺には二個小隊ほどの機動部隊が哨戒行動を取っている模様」
テツヤ「かつて、ドゥバン・オーグはクロスゲートのエネルギーを欲していました」
テツヤ「カルヴィナ・クーランジュとフェステニア・ミューズがベルゼルートに搭乗し、発艦するつもりのようです」
テツヤ「ガンエデンと似たようなケースだな」
テツヤ「くっ! 損害状況、知らせ!」
テツヤ「くっ! 被害状況知らせ!」
テツヤ「クリアーナ・リムスカヤとグラキエースはどうでしょうか」
テツヤ「クリスタルドラグーンはどこへ向かっている?」
テツヤ「クロスゲートからエネルギーを吸収しているのか!?」
テツヤ「ここに至るまで、ラマリスが出て来ていない。彼らに関する何かだと思うが……」
テツヤ「こちらへ向かって来るのか!?」
テツヤ「このタイミングで……! 対空迎撃用意!」
テツヤ「このリストの者達を本格的に戦隊へ編入しろと……」
テツヤ「この情況下で、そんなことをするわけがないだろう」
テツヤ「ゴライクンルの増援か!」
テツヤ「こんなに早く反応するとは……!」
テツヤ「こんな時に!」
テツヤ「ジーク・アルトリート、サリー・エーミルと共にラブルパイラへ赴き、ガディソードの残存兵達に投降を促したいそうです」
テツヤ「しかし、何故、あなたがここに……」
テツヤ「スカルナイトとクリスタルドラグーンがサンパウロにいるなら、出てくるのはデブデダビデか……!?」
テツヤ「スピリア0、その根拠は何だ?」
テツヤ「せめて、彼らと距離を取るとか、ハガネを迂回させるとか……」
テツヤ「そうですか……」
テツヤ「その残留思念が何らかの形で作用しており、異常現象に反応して宇宙へ上がってきたのではないでしょうか」
テツヤ「その通りですが、以前はエースでした。さらに、我が隊は民間人との共同作戦展開において、実績があります」
テツヤ「その通りですが、彼らの感覚は信用に値します」
テツヤ「その点はエジプトのピラミッドと違うのか」
テツヤ「それにはジョシュア・ラドクリフやクリアーナ・リムスカヤも参加するのですか?」
テツヤ「それ以外に目立った動きはありません。本艦及びヒリュウ改は、敵対空兵装の推定射程外にて監視行動を継続中です」
テツヤ「ですが、まだその報告はありません」
テツヤ「では、せめて、訓練準備を中止し、第二種戦闘配置命令を……」
テツヤ「では、次はサンパウロへ……」
テツヤ「とは言え、ラマリスの殲滅……浄化の方法が判明したのは大きな一歩だと思いますが」
テツヤ「トロニウム・バスターキャノン発射まであと60秒!」
テツヤ「なっ……!」
テツヤ「ならば、そうだという報告があったのでは?」
テツヤ「は……はっ」
テツヤ「はっ!」
テツヤ「はっ、大気圏突入シーケンスを開始します」
テツヤ「はっ、直ちに……」
テツヤ「はっ。機動部隊を帰艦させ、補給を行います」
テツヤ「はっ。機動部隊各機、出撃せよ!」
テツヤ「はっ。大型ドリルを持つ虎龍王とグルンガスト参式が適任かと」
テツヤ「はっ。非公式ではありますが、我々はその件をゾヴォーク枢密院特使のメキボス・ボルクェーデから直接聞きました」
テツヤ「はっ」
テツヤ「はっ……」
テツヤ「ピラミッド……なのか?」
テツヤ「ベルゼルートを出せば、敵が何らかの反応を見せるかも知れません。現状では、敵の素性と目的に関する手掛かりを少しでも得ることが必要かと」
テツヤ「ベルゼルートを出撃させましょう。それで、敵の正体と目的の手掛かりが得られるかも知れません」
テツヤ「ほぼ完了し、現在は補給に取り掛かっています」
テツヤ「まさか、奴らがゲートから現れる前兆か!?」
テツヤ「またゴライクンルの増援か!?」
テツヤ「もう時間がない! 急いで本艦の針路と突破口を確保しろ!」
テツヤ「もう猶予はない! 何としても両艦揃って離脱しなければならん!」
テツヤ「もしや、ラマリスか!?」
テツヤ「もしや、向こうでも……」
テツヤ「もしや、合体する気か!?」
テツヤ「もしや、指示が出るまで待機ですか?」
テツヤ「もしや、第13特殊作戦PT部隊では?」
テツヤ「やはり、狙いはアルファ・チームなのか?」
テツヤ「やはり、来たか!」
テツヤ「やむを得ん、対空防御用意! 機動部隊各機はスクランブル発進!」
テツヤ「やれるのか、アキミ!?」
テツヤ「ラブルパイラ周辺に機動部隊を展開していますが、目立った動きはありません」
テツヤ「ラマリスか!」
テツヤ「ラマリスが再出現する気配はあるか?」
テツヤ「わかった。司令と艦長をブリッジに呼び出してくれ」
テツヤ「依然、ベルリン市街で戦闘中です」
テツヤ「応急修理や弾薬補給作業に取り掛かっていた機体が多いためです」
テツヤ「俺も詳しい話は聞いていない。クロガネのメンバーと合流次第、報告があるだろうが……」
テツヤ「何!? この場にいるのか!?」
テツヤ「何かあるからこそ、巧妙にカムフラージュされているのかも知れません」
テツヤ「何だ?」
テツヤ「何だと……!?」
テツヤ「何っ!?」
テツヤ「何ですって……!?」
テツヤ「何とかなったか……」
テツヤ「我々の留守を狙ってのことでしょうか……!?」
テツヤ「各員、要領は得ていますし、フルメンバーによるラマリス討伐ですからね」
テツヤ「各機、ハガネに敵を近づけさせるな!」
テツヤ「艦を出て、どうする気だ?」
テツヤ「艦外に出た方が危険だと思いますが」
テツヤ「艦長!」
テツヤ「艦長、2時間が経過しましたが、ラマリス再出現の兆候は見受けられません。これは決定的では?」
テツヤ「艦長、アンノウンと接触する可能性があります。新編成での慣熟航行は、中断した方がいいのではないでしょうか」
テツヤ「艦長、シャナ=ミア皇女殿下は?」
テツヤ「艦長、ホーマン軌道にて低軌道350キロメートルへの遷移を開始します」
テツヤ「艦長、ラブルパイラへの突破口が開けました!」
テツヤ「艦長、ラマリス集結地に到達しました」
テツヤ「艦長、空間転移シーケンス、完了です」
テツヤ「艦長、掃討に成功したということでしょうか?」
テツヤ「艦長、突入コースの最終確認が終了しました」
テツヤ「艦長、本艦はこのまま現戦域より離脱します」
テツヤ「艦長、本艦はシャルル・ド・ゴール広場上空へ到達しました」
テツヤ「艦長、目的地への転移を完了しました」
テツヤ「艦長、目標地点への転移が終了しました」
テツヤ「艦長、両艦共に突破口へ到達しました!」
テツヤ「艦長。機動部隊各機、展開しました」
テツヤ「艦長。降下シーケンス、終了です」
テツヤ「艦長……!?」
テツヤ「艦長……!」
テツヤ「艦長……」
テツヤ「機体の回収を急げ! メディックをデッキに向かわせろ!」
テツヤ「機動部隊各機、出撃せよ!」
テツヤ「機動部隊各機、直ちに出撃せよ!」
テツヤ「機動部隊各機、発進せよ」
テツヤ「機動部隊各機に告ぐ! 我が隊はこれより現戦域から離脱する!」
テツヤ「機動部隊各機はラマリスの掃討を急げ!」
テツヤ「空間転移シーケンス、終了。予定軌道より誤差コンマ20」
テツヤ「撃て!」
テツヤ「今度は何だ!?」
テツヤ「最優先で弾薬の補給を!」
テツヤ「残りのラマリスは!?」
テツヤ「仕掛けてくる気か!? アヅキ、応答は!?」
テツヤ「司令、MOSSの機能は復帰しつつあります。クロスゲート方面や月、L4宙域での爆発光は、以前として確認できません」
テツヤ「司令、クロスゲートの封印にはどれぐらいの時間が掛かるのですか?」
テツヤ「司令、ヒリュウ改の空間転移装置はメンテナンス中のため、使用できません」
テツヤ「司令、フェアリ・クリビアより上申が」
テツヤ「司令、ラマリスの殲滅から3時間が経過しました。コバヤシ博士の仮説は正しかったようですね」
テツヤ「司令、意見を具申してもよろしいでしょうか?」
テツヤ「司令、具申します!」
テツヤ「司令、無茶です! 現状では戦闘可能な機体が限られています!」
テツヤ「次の作戦が決まったのでしょうか?」
テツヤ「次の目的地はサンパウロではなさそうですね」
テツヤ「自分は、これがこの情況において最も穏便かつ迅速な処理手段だと判断します」
テツヤ「重力震ではないのか?」
テツヤ「申し訳ありません。出過ぎた具申でした」
テツヤ「正面からか!」
テツヤ「先程までの反応は、グランゾンやサイバスターが現れる前触れだったのでしょうか?」
テツヤ「戦闘だと……?」
テツヤ「全艦に告げる。レンジ4に所属不明の機動兵器群を確認した。第一種戦闘配置にて、これを迎撃する。繰り返す……」
テツヤ「総員、第一種戦闘配置!」
テツヤ「装置の一部を取り外し、分解整備しているのです。今から組み立てても、使用可能になるのは48時間後であります」
テツヤ「増殖と融合……もし、それらを繰り返すのだとしたら」
テツヤ「誰を随行させましょうか?」
テツヤ「探りを入れますか?」
テツヤ「地球に降り注がれた物は、いったい……!?」
テツヤ「調査団と護衛部隊は全滅か……」
テツヤ「追撃しますか、艦長?」
テツヤ「敵がさほど市街地を攻撃していないせいだと思われます。それがもし、弾薬を節約するためならば、敵の目的は陽動ではないでしょうか」
テツヤ「敵が動かない……やはり、これは」
テツヤ「敵の増援か!?」
テツヤ「転移先の測定に要する時間を含め、およそ20分です」
テツヤ「奴め、単独で何を……!」
テツヤ「同じアンノウンが映っている……!」
テツヤ「同時にか!?」
テツヤ「特殊戦技教導隊の面々やアイビス達、コウタ、ショウコ、カルヴィナ少尉、仕事として依頼するL&Eコーポレーションはともかく……」
テツヤ「発射10秒前!」
テツヤ「発射5秒前! 最終安全装置解除!」
テツヤ「彼らの活躍あっての勝利でしたね……」
テツヤ「彼らは、封印戦争時に交戦した敵と似たような気配を感じているようなのです」
テツヤ「副長のテツヤ・オノデラだ。応答せよ、カルヴィナ・クーランジュ元少尉」
テツヤ「副長より総員に告ぐ。本艦前方に所属不明機の集団を発見した。総員、訓練準備を中止し、第一種戦闘配置」
テツヤ「本艦とヒリュウ改は、180秒以内に突破口へ到達する! 各機は両艦の直掩に当たれ!」
テツヤ「本艦とヒリュウ改は現在位置で固定! 機動部隊各機は両艦の直掩に当たれ!」
テツヤ「本艦は戦闘中だ。許可できない。直ちに機体から降りろ」
テツヤ「妙だな。迎えが来るとは聞いていないぞ。アヅキ、彼らに接近目的を……」
テツヤ「目視での異常も見当たりません」
テツヤ「友軍部隊が配備されていないエリアを目指してきたか……!」
テツヤ「了解! 各機、直ちに出撃せよ!」
テツヤ「了解! 機動部隊各機にフロラーガを集中攻撃させます!」
テツヤ「了解! 針路そのまま、両舷最大戦速!」
テツヤ「了解! 針路そのまま、両舷第四戦速!」
テツヤ「了解! 前部副砲、1番から4番! 上部両舷VLSミサイルランチャー、攻撃用意!」
テツヤ「了解!」
テツヤ「了解。アスロック攻撃用意。発射後、各機を発進させます」
テツヤ「了解。アルファ・チームより順次出撃せよ」
テツヤ「了解。イルムガルド中尉に司令からの出頭命令を伝達します」
テツヤ「了解。各機、攻撃開始! 戦域内のラマリスを殲滅しろ!」
テツヤ「了解。機動部隊を出撃させます」
テツヤ「了解。機動部隊を展開させます!」
テツヤ「了解。機動部隊各機、直ちに出撃せよ!」
テツヤ「了解。機動部隊各機はピラミッド状構造物へ進入。内部を制圧させます」
テツヤ「了解。機動部隊各機は敵を迎撃。本艦は現在位置でTD滞空、全周警戒を厳にします」
テツヤ「了解。総員に第一種戦闘配置を発令。シャナ=ミア皇女の警護を厳にします」
テツヤ「了解。民間人2名の身柄を拘束します。出来るだけ穏便に、かつ迅速に」
テツヤ「了解。面舵90! 両舷第三戦速前進!」
テツヤ「了解。目標を1機選出し、調査を行います」
テツヤ「了解。両舷前進原速。機動部隊各機へ伝達。速やかに本艦に取り付け」
テツヤ「了解。両舷前進原速。空間転移シーケンスはフェイズ3終了後、キープ」
テツヤ「了解した」
テツヤ「了解しました」
テツヤ「了解です」